フットボール番が一(171) ー不安な中のリ・スタートー


  フットボール番が一(171)
     ー不安な中のリ・スタート

 

「コロナ過」の中、5月16日に再開したドイツ・ブンデスリーガだが『ワールドサッカーダイジェストNO557』で南ドイツ新聞のルドガー・シュルツ記者が状況を伝えている。
オランダやフランスが今シーズンの残り試合を消化せず終了させたわけだが、TV放映権を必要としている4大リーグは中断の後、継続を決めた。
その先陣を切ったブンデスリーガに対して他国は歓迎ムードだったらしい。
とりわけ英国は”憎きジャーマン”ではなく、2か月間もパンを食べられなかった民族が目の前に配られたパンに両手を伸ばすような様子だったらしい(『歓喜の歌』を歌ったとか・・?)。
新聞も特集を組み、TV局も5月16日の全試合を放映したとのことだ。
フットボールファンなら誰でもわかる思いだろう。

 

だが、逆にドイツ国内ではリーガ再開に対して懐疑的だったとのことだ。
『ZDF(公共放送)』がアンケートを取ったところ62%が時期尚早と答えたそうだ。これもまた正直なドイツの人たちの感想意見であろう。
コロナウィルスの蔓延が再び起これば人身への被害は繰り替えされ、リーグ自体も再び閉じなければならないのだから・・。

 

 

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―ロンドン市内―

 

他のイングランド、スペイン、イタリアは6月中旬から再開される予定になっている。無論どの国のリーグも予防策をしっかりつくり、無観客で行われる。”炭酸が入っていないソーダ水”のようなものだが仕方ないところだ。
我々ファンも再中断=途中終了も頭の隅に置きながら注目することになるだろう。だからと言ってブーイングを飛ばすのは止めよう。
人々の将来と地球の命をまず考えなければ、好きなフットボールも楽しめない!

 

                         ーTOKYOっ子

 

こちらにも1本別のブログがあります。よかったら読んでみてください。
       https://mount678.hatenablog.com/