フットボール番が一(170) ーいつもあるものがない・・・ー


  フットボール番が一(170)
    ーいつもあるものがない・・・

 

いつもなら夕方か晩に仕事が終わると10分ほど自転車に乗り慌ただしく帰って来てすぐにPCでダゾーンを、または予約録画をしておいたTVスイッチを付けるのだが・・、しかし、今は急ぐ必要もなくなり同時にワクワク感もなくなってポッカリ心の中に穴が空いたような心持ちです。
これは無論僕だけでなく多くのフットボールファン、スポーツファンの正直な思いでしょう。もぅ何かいつもとちがって時間が余っちゃってね・・サッパリワヤヤ(関西弁)・・てな感じですよ。
 
さてそんな中でも元気を出して、各リーグや大会が再開されるのを信じて発信させてもらいたいと思います。
CLの決勝トーナメントベスト16、大注目のレアル・マドリーマンチェスター・シティ戦、その1st(2/26)は僕にとっては予想したとおりでも期待していたとおりでもなかった。ポゼッションは50%ずつでイーブン、パス本数もシティの方が上回っていたとは言え、どちらも500本台。

シティのと言うよりグアルディオラとしてはかなり”大味な展開”であったように感じた。つまりパス本数もいつもより少なくショートパスの本数も少なかった。それもそのはずでD・シルバは最後までベンチに座ったまま。中盤のゲームメィクは元々ミドルパスが得意なデ・ブルイネに任された。
しかし、同点逆点の2ゴールはどちらも文句ないゴールだった。左サイドからブルイネがマーカーを交わして短いセンターリング、ジェズスが下がりながらもヘッドで決める。
さらに交代出場のスターリングが同じく左サイドを突き、スピード豊かなドリブルを、カルバハルが思わず足を引っかけてPKを得る。それをブルイネが落ち着いて決める。

 

ホームの2ndではー勿論再開された時にはー本来のショートパスフットボールを存分に披露して快勝することを予想期待している。勿論D・シルバを中盤に起用して、そして同時にB・シウバも中盤で使ってほしい。

 

リーガでは延期されていたクラシコが3月1日に行われましたが、後半に入り勝負どころでバルサの気迫の低さに「どうしたんだ?」と画面に声をかけてしまいました。
あまり精神的なことを前面に出すことはいいことだとは思いませんが、これはおかしいと思うほど覇気が感じられなかった。
その理由がすぐ後でわかりました。特に詳しくJースポーツ2の火曜日夜10時からのリーガ情報がこのゲームをはさんで2週に渡り伝えていました。

「お家騒動」とは正直聞きたくもないですよ。情けない!
クラシコのゲーム内容の低下も現地ジャーナリズムは指摘し嘆いてる。
そして、WSD(ワールドサッカーダイジェスト)NO552のメイン記事は「バルセロナ再興計画」でした。らしくないバルサをどう再建するか、という特集です。就任したばかりで攻撃的スペクタクルフットボールを信条とするキケ・セティエン監督はタイミングの悪さに直面してしまった。

しかし、それでも現在首位はバルサで2位はマドリーである。
どちらも本来の調子が出ていなければ5位以下に落ちているのが妥当だろうに、である。
放映権料の分配金が他クラブによくなったとは言えまだ上位人気クラブに多く
分配されていることが大きいだろう。リーガ全体を考えれば、このマネーはドイツやイングランドのように各クラブ一律に分配されれば他クラブの補強も強まり差が詰まり、つまりゲームがおもしろくなるだろうに・・。

 

 

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バルセロナ市内ー

 

再びプレミアのチームに戻る。
チェルシーランパード新監督がそれまでピッチ外に起きプレー時間が少なかったペドロ、ジルー、アロンソを使い活気づいてきた。
28節アウェーでボーンマス戦(2/29)、一度は1-2とひっくり返されたが後半の終盤、ペドロが相手ディフェンス陣の間に入りパスを受け右足で鋭いシュート、GKがはじいたところを詰めていたアロンソがヘッドで決める。この日2点目で2-2に持ち込む。

 

続くFAカップ5回戦の対リヴァプール(3/3)。相手は次のCL2ndのアトレチコ戦に向けてメンバーを落としてきたこともあり勢いのあるチェルシーが終始攻勢に出て2-0の勝利で勝ち進む。

ペドロがボールが渡った相手ディフェンスに気付かれないようにボールをかっさらいドリブル突破、前に出てきたGKとの勝負、GKが何とか跳ねたがペドロはGKの股の間を狙っていましたね。凝りすぎ‥本人もランパードも笑っていたけれど。

続いて29節エバートン戦(3/8)。これは接戦になると、勝てても厳しいゲームになると予想していたが何と4-0の快勝だった。
前半にマウント、ペドロ(今季リーグでは初得点)、後半にウィリアン、3分後にジルーが決める(今季2点目)。

そして、若手のギルモアがリヴァプール戦とエバートン戦にフル出場。2月か1月のゲームに終了間際5分くらいプレーしていた時、「けっこういい選手だな」と思った。中盤でポジショニングがよくつまりセンスがよかった。
まだ18才とかだが、このまま伸びればいい選手のよいところを貪欲に吸収して行けばおもしろい選手になれると思いますよ!

 

 

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ーロンドン市内ー

 

                           ーTOKYOっ子

 


※こちらにも1本別のブログがあります。よかったら読んでみてください。
      https://mount678.hatenablog.com/