フットボール番が一(166)
     ー過酷、プレミアリーグ

 

去年に続いて、12月一週間の休みを取りロンドンに行ってきました。
14日、17節『チェルシーvsボーンマス』をスタンフォードブリッジで見てきましたが、応援しているペドロが今シーズンは構想外に置かれてしまいこの日もベンチまで、これでは正直熱くはなれませんでしたけれど・・。
まずは疲弊、これはチェルシーだけに言えることではないけれど、選手が工場労働者になってしまいそう・・?中3日(CLの最終節が4日前にあったばかり)で迎えたゲーム、攻撃の核であるウィリアンとプリシッチを後半20分で同時に交代させる。無理はない、体にキレがない。
コバチッチ(この日はスタメンを外れる)とハドソン・オドイを投入する。

ークリスマス休暇もないプレミアリーグ、試合の多さ、寒さ等重なってこれから肉離れ等の負傷が重なってきますね・・ー

 

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サブメンバーのゲーム前練習

 

昨シーズンのサッリ監督もそうだったようにビッグ6として常に勝たなければという強迫観念みたいなものが強すぎるからメンバーを固定化しすぎる。ファーストチョイス以外の選手を軽視しすぎる。その例が今シーズン、ペドロ(この日はベンチウオーマー)とジルー(この日はベンチ外)を排除している。ペドロはスーパーカップを含めシーズンの最初の3試合をフル出場。その後ケガをして復帰したがなかなか出場機会が得られない。ジルーは代表では欠かせないCFだが今シーズンはランパードの元では使ってもらえない。M・アロンソも同様である。
その”偏り”が何ゲームもの取りこぼしにつながっているのではないだろうか?
若手の登用は無論大事なことだがましてや自国自前の選手だからランパードは育てたいだろう。ただマウントやエイブラハムはスーパーな選手ではない、まだこれかからの選手である。

 

そして、チームとして昨シーズンからボールポゼッションが上がっている。サッリの志向でありボールゲームをできる選手を重用したからだ。(それができないモラタ等は他クラブへ出て行った)
ただしポゼッション率が上がったからといって、相手ボックス内でのそれは上がったのだろうか?
今の技術ならそれを計ることもできるだろうから是非知りたいものである。相手ボックス内に何人選手が入りパスをどれだけ繋げてシュート、ゴールに結び付けたのか?その数値はマンチェスターシティと比べればかなり劣るのではないだろうか?また今シーズンからのランパードとコーチ陣はどれだけ組織的攻撃のアイデアがあり指導力があるのか?
実際ホームで勝てないゴールが上げられない、この日も0-1の敗戦。
ある意味当然なことだと思う。格下の相手チームはアウェーでもあり、まずゴール前を固め引き分けを狙う。そのガードを破る戦術と戦力が足りないだけのことだ。

 

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17節 チェルシーvsボーンマス

 

シーズン開始前の『ワールドサッカーダイジェスト』によると20チームの監督志向でランパードはハイプレスでは他のビッグクラブの監督同様高かったが、その後の攻撃スタイルでは手数をかけないでシュートにを放つカウンター型に分類されていた(多分自分が現役時代にしていたように)。
ここらへんをもっと勉強しなくてはボールプレーをできる選手たちとの間に溝ができてしまい、悪い流れになると”できる選手”が個々に勝手にプレーしてしまうチームに陥ってしまうことが考えられる。

ー翌18節はM・アロンソを2か月ぶりにスタメンで使い3-4-3で組み奏功、主導権を握りスパーズをやぶるー


CL決勝トーナメント1回戦
シティとマドリー
リバプールアトレチコ
バイエルンチェルシー
ライプチヒとスパーズ
と面白そうなカードが並びましたね!

 

ヘスス・スアレス氏がメッシがバロンドールを受賞したことに関連して、チーム賞はアヤックスに、次の候補はデ・ヨングそしてB・シウバだろう、と記していました。私も同じ意見です!!

                        ーTOKYOっ子

 

※ヤフーブログが利用できなくなったのではてなに引っ越しをしてきました。
  https://mount678.hatenablog.com/
ーまたこちらにも別のブログを載せています。よろしかったらご覧になってくださいー