フットボール番が一(167)ーシティいいゲーム、悪いゲームー
フットボール番が一(167)
ーシティいいゲーム、悪いゲームー
★キケ・セティエンが今シーズンどこにいるのかな?と気になっていたのですが、シーズン途中でバルセロナの監督に就任。
チェスとボールゲームが好きな監督、劇的な変化を早いうちに披露してくれるのではないでしょうか?持ち駒は豊富、セティエンにとっても勝負でしょう・・!
そして初采配の20節グラナダ戦から早くも”色”が出ていました。
選手間の距離を短くしてショートパスを駆使しながらビルドアップして行く。サイドの空いたスペースを左SBのJ・アルバが進み攻撃参加、というより時として起点になっていた。が、右SBのS・ロベルトの上がりが一度のなかったことをWOWOW解説の野口幸司さんが指摘していましたが右の空いたスペースも使えばもっと攻撃的になっていたように思いました。
◆話題をプレミアに移しますと、
「シティ、いいゲームと悪いゲーム」
・まずは悪い方では19節12月27日、アウェーのウルブス戦。
前半12分、GKのエデルソンがいきなりレッドカードを喰らう。
負傷明けのアグエロを下げGKはブラボに交代する。無論一人少なく残り約80分を闘うことに。しかし前半PKを決め1-0で終える。
が、後半マフレズを下げDFのガルシアを入れ何と5バックにする、グアルディオラが・・ポリシーを曲げた・・。バルサの4シーズンではなかったことでしょう。
当時のバルサなら例え10人になってもポゼッションで上回り主導権を握ってゲームを支配できた。いつだったかピケが退場を喰らいそのような状況になったが11人と変わらないゲームをしていたことを覚えている。
まぁ、グアルディオラ自身が当時のバルサと今のシティの「差」を認めていると言うことでしょう。
そして、これで逃げ切れれば結果オーライで首位のリバプールとの勝ち点差を広げられずにすんだのだが、いつもとちがうスタイルで勝手がちがい何と2-3の逆転負けを喫す。
ウルブスはバルサのカンテラ出身のトラオレを中心にホームの大声援を受け勇敢にエネルギッシュに闘い勝利をもぎ取った。
・いいゲーム
22節1月12日、アゥェーでアストン・ビラと。
複雑なパスワーク、ポジションチェンジ、スル―、フリックと相手を混乱させる。そして急所を突く短いスルー(タテ)パス。
そして個人技、マフレズのドリブルからシュート(1点目)。これも相手は周りをケア―するからちょっとしたポケットができる。そこを突くドリブル。それに加えて粘っこいプレー泥臭いプレーもする。
相手にボールが渡った時の最初の一歩の詰めも速い。
デ・ブルイネの巻いたミドルパスも見事(ジェズスが決めたゴール)。
終わってみれば6-1。マニータ以上だった!
久しぶりに快心のゲームだったのではないか?
・そして続く23節(18日)ホームでクリスタルパレス戦。
およそポゼッション70%対30%、シュート数25本以上と4~5本程度。
前のゲームと同じように攻撃的にやっているのに同じようには行かない。
80分過ぎ、アグエロの2発で逆転するもすぐに1本のロングパスで追い付かれ2-2のドロー。後味悪い。
2-1となった段階でグアルディオラの選手交代はアンカーのギュンドアンではなく前のスターリングを下げ同じくアンカーのロドリを入れる。
これも”らしくない゛現実的な逃げに入り、まずい結果となってしまった・・。
・24節はアウェーでシェフィールドU戦。
今季昇格組ながら骨のあるいい闘いをしているシェフィールドに苦戦するも70分過ぎ、この日交代出場のアグエロの一発で何とか勝利をつかむ。1-0。
◆最後にアヤックスがCLの1次リーグの最終戦を取りこぼし、ELに回りました。選手もクラブ関係者もサポーターもショックだったでしょう。
でも是非立ち直ってほしい。ELのトロフィーを勝ち取ってほしい、と強く願います。そうなると、他のクラブにも好影響を与えるのではないでしょうか?
ーTOKYOっ子ー
※ヤフーブログが利用できなくなったのでこちらの「はてな」に引っ越しをしてきました。
https://mount678.hatenablog.com/
ーまたこちらにも別のブログを載せています。今回はロンドン小旅行のことを書いています。よろしかったらご覧になってくださいー