フットボール番が一(174) ー不安な中のリ・スタートⅣー
フットボール番が一(174)
ー不安な中のリ・スタートⅣー
★各国リーグがようやく終了して、8月はCLとELベスト8以降を一都市で開催することになった。CL1stの後、行われていなかったマンチェスター・シティとレアル・マドリーのベスト16の2ndがシティホームで行われた。
シティの圧勝と言ってよかったでしょう。
2-1。(トータル4-2)
一番のポイントは前からのチェック、ボール奪取だったでしょう。まるでグアルディオラ・バルサの4年間、とりわけ好調だった2010~11を思い出しました。攻め込んだ後、相手に取られても1列目のチェックが激しいのでセカンドボールでは2列目の選手がほとんどキープできていた。そこからまた攻撃を仕掛ける。得点は2点ともCBヴァランのミスからによるものだったが、それはシティのプレッシャーを真正面から受けたからによるものだった。
◆ただしボールキープ率は55%対45%で決して高くない。パス本数も600本に届いていない(ちなみに1stは50%対50%)。相手がマドリーで選手個人の能力は高い。そしてどうしても点を取らなくてはならないから必死に攻めの姿勢を見せたからかも知れないし、あるいはシティ側がある程度持たせたのかも知れない?
いろいろな面の”マネジメント力”では優れているジダン・マドリーであるかも知れないが、基本的なゲームスタイルはリアクション型、相手にある程度やらせておいてショートカウンターを狙う。このタイプ。(上位相手に自分たちでボールキープして一から組み立てて行くことはできない)
それも今までなら順当なスタイル、戦法で何も文句を言われることはなかっただろうが、その2008~12シーズンにかけてグアルディオアラが超攻撃的な画期的なスタイル、戦法を確立したのでジダンのスタイルはトップクラスとしては色褪せて見える。
★ベスト8は今週12日(日本時間13日)から1ゲームずつ行われる。シティの次の相手はユーベを破ったリヨン。そしてベスト4での相手はバイエルンとなるかバルサとなるか、どちらにしろ楽しみな一戦!
もう一つの山ではアトレチコとパリSGが断然有利なように見られているが、わからないんじゃないですか?特にナーゲルスマンのライプチヒは何かやってくれそうな気がしますけれど・・?
◆ELではベスト4でマンチェスターUとセビージャが当たり、これも面白そうなゲームになりそうです!
★久保が来シーズンはビジャレアルでプレーすることが発表されました。
確かにマジョルカに比べて2ランク上のチームであるが、ソシエダかセビージャに入れればなおよかったように思います。
ーTOKYOっ子ー
※こちらにも1本別のブログがあります。よかったら読んでみてください。
https://mount678.hatenablog.com/